イベリア・ラテンアメリカ文化研究会(SECILA)第75回例会のお知らせ
禪野美帆会員より下記の研究会の案内がございましたので、お知らせいたします。
****************************************各位
下記の要領でイベリア・ラテンアメリカ文化研究会(SECILA)第75回例会を行います。
皆様のご参加をお待ちしております。開催日は日曜日です。ご注意ください。
日時:2020年1月12日(日)13:50~17:30
場所:関西学院大学大阪梅田キャンパス
アプローズタワー14階1401教室
アクセスマップ
http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/index.html
【プログラム】
発表者 1: 禪野美帆 氏 (関西学院大学)14:00~15:00
発表題目:メキシコ市内旧先住民村落における自然資源をめぐるコンフリクト
発表要旨:メキシコ市内の旧先住民村落のひとつであるサン・バルトロ・アメヤルコには泉があるが、2014年にその水をめぐって地域住民と行政の間で衝突が起きた。今回の発表では、この件に関する住民による複数の解釈について調査経過報告を行う。
発表者2:鈴木真太郎 氏(岡山大学)15:30~16:30
発表題目:安定同位体による移民の研究:古代マヤ周縁都市コパンのケーススタディ
発表要旨:近年の安定同位体を用いた移民の研究には目を見張るものがある。古人骨に残る同位体署名という特殊な情報を分析することで、その個体が在地民であるのか、または移入民であるか、を識別することができるのである。本発表ではこの安定同位体を用いた研究で、古代マヤの周縁都市コパンにおける移民動態を議論する。