早期キャリア支援制度

   

日本ラテンアメリカ学会では、早期キャリア研究者の支援を目的として、I. 国際学会報告助成(旧「若手支援制度」)に加え、II. 研究助成奨励費を新設しました。研究助成奨励費は海外の研究者と協力して調査研究を進めるための支援制度です。明確な分担に基づく共同研究に限らず、調査上の助言や情報提供など海外の研究者の協力を得ながら行う研究をひろく対象とします。


I.国際学会報告助成

1.目的

本会の早期キャリア研究者の成果発信を支援し、国際交流に資すること。

2.対象

国際学会(海外)での報告を目的とする旅費の補助。海外在住の会員が日本で開催される国際学会で報告する場合も含む。
「旅費」には宿泊費を含むが、食費等滞在費一般は含まない。
助成対象は各会計年度3名を目安とする。

3.補助額

1人あたり20万円以内。国際学会報告実施後に支給。

4.申請資格

・申請書に基づき理事会が早期キャリア研究者と認めた者
・入会が認められた後、一年以上が経過した者(休会中の者は応募資格がない)

5.申請時期

国際学会開催の1ヶ月前まで。

6.申請時の提出書類

学会の定める申請書(ここからダウンロードしてください )。
申請者の氏名や発表題目が記載されたプログラム、または申請者に対する招聘状など予定されている報告を主催者が証明するもの。
*申請書類は学会事務局にメールで送付してください。

7.採択後の提出書類

国際学会での報告後3ヶ月以内に下記の書類を提出。
・国際学会参加記録、あるいは当該学会報告要旨あるいは全文(本学会『会報』あるいは
『年報』用の原稿として)
・旅費にかかわる領収書(コピー不可)および航空券の半券。

8.選考

申請に基づき、年3回の理事会において1名ずつ(原則として年間3名)助成対象者を決定する。複数の申請が競合した場合には、1件のみを承認する。その際、これまでに助成金を受領していない会員を優先する。
もし助成対象者がいなければ、同一年度内でその助成枠を次の理事会に持ち越す(次の理事会では2件の助成対象を選定することになる)。
複数の申請が競合したために一度選外となった申請は、次の理事会で審査の対象とする。
同一の申請は、最大で3回の理事会まで審査対象とすることができる。
選定結果については、会報にて全会員に告知する。

問合せ・申し込み先: 岸川 毅(学術会議・国際交流担当理事)t-kishik@sophia.ac.jp


II.研究助成奨励費

1.目的

本会の早期キャリア研究者と海外研究協力者との間で行われるラテンアメリカ研究に関する国際共同研究を促進すること。

2.募集人数

助成対象は各会計年度数名程度を目安とする。

3.補助額

1件あたり20万円以内。研究報告実施後に支給。

4.申請資格

・申請書に基づき理事会が早期キャリア研究者と認めた者
・入会が認められた後、一年以上が経過した者(休会中の者は応募資格がない)
・推薦者(指導教員等)の承認がある者
・海外研究協力者との計画実施の合意がある者
・支援開始から1年以内に報告できる者

5.支援内容

旅費、宿泊費、書籍資料購入費、複写費など、調査・研究遂行に関する費用全般(書籍資料に基づく研究や調査地でのデータ取得のための調査なども含まれる)。

6.提出書類

・学会の定める申請書を提出する(ここからダウンロードしてください )。
 次いで、研究報告後3ヶ月以内に下記の書類を提出する。
・研究報告記録、報告の要旨または全文(本学会『会報』の原稿として)。
・共同研究にかかわる領収書(コピー不可)。

7.選考

申請に基づき、年3回の理事会において1名ずつ(原則として年間3名)助成対象者を決定する。複数の申請が競合した場合には、1件のみを承認する。その際、これまでに助成金を受領していない会員を優先する。
もし助成対象者がいなければ、同一年度内でその助成枠を次の理事会に持ち越す(次の理事会では2件の助成対象を選定することになる)。
複数の申請が競合したために一度選外となった申請は、次の理事会で審査の対象とする。
同一の申請は、最大で3回の理事会まで審査対象とすることができる。
選定結果については、会報にて全会員に告知する。

問合せ・申し込み先:岸川毅(学術会議・国際交流担当理事)t-kishik@sophia.ac.jp