春期東日本研究部会開催のご案内


会員各位

日本ラテンアメリカ学会東日本部会では、地区会員の研究発表と会員間の意見交換の場として、年に2回の研究会を開催しています。2020年春期の研究会を以下の要領にて開催しますので、ふるってご参加ください。

[1]日時:2020年3月18日(水曜日)13:30-16:50(開場13:00)

[2]場所:東京女子大学 9号館2階 9202教室
〒167-8585 東京都杉並区善福寺2-6-1

東京女子大学への交通案内および道順
http://office.twcu.ac.jp/univ/access/

東京女子大学キャンパスマップ:
http://www.twcu.ac.jp/univ/about/campus/map/

最寄り駅 (1) 西荻窪駅(JR中央線・総武線、東京メトロ東西線乗り入れ)。駅北口から徒歩12分または吉祥寺駅行きバス「東京女子大前」バス停下車

最寄り駅 (2) 吉祥寺駅(JR中央線・総武線、東京メトロ東西線乗り入れ、および京王井の頭線)。駅北口(3番のりば)より西荻窪駅行きバスで「東京女子大前」バス停下車

[3]来場にあたってのご注意
東京女子大学では、不審者対策のため、警備を強化しております。当日は正門受付にて「日本ラテンアメリカ学会への来場」であることを警備員にお申し出ください。

[4]当日の内容およびスケジュール

13:00

開場(東京女子大学 9号館2階 9202教室)

13:30-13:35

開会挨拶

13:35-14:05

報告(1)新谷和輝氏(東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士前期課程)

「キューバ映画の公共圏ーー1960年代を中心に」

本報告では、1960年代のキューバ映画が社会とどのような関係を切り結んでいたかを、「公共圏」という観点から論じる。革命前の映画文化から、映画庁による映画政策や検閲事件といった映画史的な整理、サンティアゴ・アルバレスやトマス・グティエレス=アレアらの作品分析、そして観客の言説の検討をとおして、キューバ映画がどのような公共圏を革命の内につくりだしていたのかを明らかにする

14:05-14:25

報告(1)に対するコメント 岩村健二郎氏(早稲田大学法学学術院准教授)

14:25-14:35

報告(1)に関する質疑応答

14:35-15:05

報告(2)松枝愛氏(東京外国語大学総合国際学研究科)

「米国フロリダ州におけるホセ・マルティの表象と言説」

キューバ独立の父と謳われるホセ・マルティが1880年代〜90年代に独立運動への呼びかけを活発に行った米国フロリダ州キーウェスト、タンパには現在どんな足跡が残されているか、また最大の亡命キューバ人コミュニティがあるマイアミにおいて、マルティはどのように表象され、どんな言説が有力かを探った2019年7月〜8月の現地報告。

15:05-15:25

報告(2)に対するコメント 森口舞氏(大阪国際大学経営経済学部准教授)

15:25-15:35

報告(2)に関する質疑応答

15:35-15:45

休憩

15:45-16:15

報告(3)松丸進氏(上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻博士前期課程)

「在来のものと外来のものの相互作用:コロンビア先住民族ワユーの手工芸品製作の市民団体を事例に」

近年、先住民族ワユーが制作する手工芸品が商材として注目を集めつつある。そうした中、手工芸品製作を通して、貧困問題を抱えるワユーの生計向上を目指す市民団体が生まれた。そこでは在来のものとされる手工芸品と外来のもの(ツールやシステム)を組み合わせた新しい商品展開が始まっている。本発表は、在来/外来のものが混在し相互作用する中で、外からもたらされるものを主体的に取り入れるワユー手工芸家を中心に考察する。

16:15-16:35

報告(3)に対するコメント 千代勇一氏(帝京大学外国語学部講師)

16:35-16:45

報告(3)に関する質疑応答

16:45-16:50

閉会挨拶

[5]問い合わせ先
東日本部会研究会担当
理事:武田和久(ktakeda[アットマーク]meiji.ac.jp)
理事:尾尻希和(kiwaojiri[アットマーク]lab.twcu.ac.jp)
運営委員:中野隆基(ryuki.0816[アットマーク]gmail.com)
  [アットマーク]を半角@に変えて送信ください。