映画『アンデス、ふたりぼっち』のお知らせ


長沢義文会員より以下の案内がありましたので、お知らせいたします。

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『アンデス、ふたりぼっち』7月30日より公開

この度、ペルー映画『アンデス、ふたりぼっち』が7月30日より
新宿K's cinemaにて上映いたします。以降、全国順次公開予定です。

ペルー本国で異例の大ヒットとなった、ペルー映画史上初の全編アイマラ語長編作品!
南米・アンデス山脈。標高
5,000mを越える社会から遠く離れた場所に暮らすパクシとウィルカ。
老夫婦の厳しくも逞しく生きる愛の物語。

アイマラ文化の伝統的な生活の中で、リャマと羊と暮らしていた。コカの葉を噛み、
日々の糧を母なる大地のパチャママに祈る。ある日、飼っていた羊が狐に襲われてしまう。さらに、マッチを買いにいった夫・ウィルカはその途中に倒れてしまう…。
そして都会に出た息子の帰りを待つふたりにやがて訪れる、心を震わせる衝撃のラストシーン。

惜しくも夭折した期待の新星、惜しくも夭折した期待の新星、オスカル・カタコラ監督初長編にして遺作


ウィルカ役は監督の実の祖父が、パクシ役は映画もみたことのない素人が演じている。監督は、ペルー南部プーノ県出身のオスカル・カタ
コラ監督。小津安二郎や黒澤明などの日本映画から大きな影響を受け、本作で、アイマラの文化・風習の中に、私たちが存在を知りな
がらも目を背けていた現実を、雄大なアンデスの自然と共に痛烈に描いた。ペルーのシネ・レヒオナル(地域映画)の旗手とし
て今後の活躍を期待されていたなか、2021 年 11 月、2作目の撮影中に 34
歳の若さでこの世を去ってしまう。

是非この機会にペルーの映画ご覧下さい。

2017/ペルー/アイマラ語/86分/原題:WINAYPACHA

公式サイト:
https://www.buenawayka.info/andes-futari