講演会「混沌に咲く花を愛でるような ラテンアメリカ文学の魅力」のお知らせ


洲崎圭子会員より以下の案内がございましたので、お知らせいたします。

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『ラテンアメリカン・ラプソディ』(野谷文昭著、五柳書院、2023年1月)の刊行を記念した講演会が、以下のとおり開催されますのでお知らせします。

【講演会】

演題 「混沌に咲く花を愛でるような ラテンアメリカ文学の魅力」

講師 野谷文昭(東京大学名誉教授、立教大学名誉教授)

この3月にノーベル文学賞受賞作家の大江健三郎さんが亡くなった。ラテンアメリカにはノーベル文学賞受賞者が6人いる。そのうち3人は詩人でガブリエラ・ミストラル(チリ)、パブロ・ネルーダ(チリ)、オクタビオ・パス(メキシコ)、もう3人は作家のミゲル・アンヘル・アストゥリアス(グアテマラ)、ガブリエル・ガルシア=マルケス(コロンビア)、マリオ・バルガス=リョサ(ペルー)である。このリストから、ラテンアメリカがまず詩人の宝庫であったこと、その後ラテンアメリカ文学ブームが世界を熱狂させたことがわかる。この講演では、何が世界の読者を惹きつけたのか、そして今その状況はどうなっているのかということを考えたい。(講演者より)

【日時】 2023年5月21日(日)14時(開場13時)

【会場】千葉県御宿町公民館大会議室(JR外房線御宿駅 徒歩5分)

入場無料・要事前申し込み

主催:一般社団法人黒沼ユリ子のヴァイオリンの家・日本メキシコ友好の家
後援:御宿町教育委員会
【申込先】 casa.violin.930(at)gmail.com