All Japan LAC意見交換会のお知らせ


一昨年9月から、「All Japan LAC意見交換会」を開催しています。
中南米地域に関わる研究者、外務省等の政策担当者、JICA実務者等、様々な関係者が組織や立場を超えて集い、最新課題に関する情報、経験を共有し、意見交換を行う場をつくることを試みたいと考えてのことです。
意見を出しやすい環境づくりを目指しつつ、参加者の人数や幅を広げ、学生を含む若手人材の参加、それによるLAC人材の育成も視野に入れた会にしていきたいと考えています。
第11回は「「中南米イヤー」におけるカリブ諸国」としてご案内いたします。

●テーマ:「「中南米イヤー」におけるカリブ諸国」

●日時: 6月17日(月)18:30~20:00(日本時間)

●概要: 2024年は日本とカリブ共同体(CARICOM)が事務レベル協議を開始してから30年を迎える「日・カリブ交流年」にあたります。
また、上川外務大臣による「中南米外交イニシアティブ」や岸田首相のブラジル・パラグアイ歴訪など、中南米地域への注目が高まっています。
そこで今回は外務省中南米局で中米カリブ課地域を担当されている佐藤慎市課長からカリブ地域の概況、外交課題、今後の方向性などをお話しいただき、その後意見交換を行いたく考えております。

●プログラム(予定)
1. 開会挨拶・趣旨説明(5分) JICA中南米部長 小原 学
2. 話題提供(45分) 外務省中南米局 中米カリブ課 佐藤慎市課長
3. コメント(10分) 専修大学経済学部教授 狐崎知己、JICA中南米部中米・カリブ課長 秋山慎太郎
4. 意見交換(30分)

●形式:オンライン(Zoom)

●参加登録:参加ご希望の方はFormsに必要事項をご記入ください⇒https://forms.office.com/r/LXqQX1K5bb
追って、事務局よりオンラインツール(Zoom)のリンク等をお送りします。

また、何かありましたら事務局までご連絡ください。(5rtpm@jica.go.jp 宛先:JICA中南米部計画・移住課)
 
お知り合いでご関心のある方への転送は歓迎です。特に、若手、学生の参加、大歓迎です。
世代や組織を超えて、研究者も実務者も、それぞれのお考えやご疑問などを率直に交わしあうことのできるような会としたいと考えていますので、是非、お気軽にご参加ください。

参考:
第1回「ウクライナ侵攻の中南米経済への影響」
第2回「移民問題(エルサルバドル・グアテマラ)」
第3回「ブラジルの大統領選挙と今後」
第4回「メキシコはどこへ向かうのか」
第5回「グアテマラ有識者を迎えて:先住民女性の今と、大統領選挙に向けた政治状況」
第6回「民主主義の定着と権威主義の増大回避のために:中米地域における地方ガバナンス協力の教訓」
第7回「底を打つベネズエラ経済:プラス成長とインフレ低下はなぜ達成されたか」
第8回「ペルーにおける青果物輸出産業の成長」
第9回「ボリビアにおける国家とコミュニティに根付く包括的・戦略的ヘルスプロモーション」
第10回「アルゼンチンにおける社会扶助・社会運動と新政権」

事務局:JICA中南米部計画・移住課 扱い:野村明香