第12回 All Japan LAC意見交換会「ボリビアにおける開発政策と「よく生きること」」
日本ラテンアメリカ学会員の皆さま
ボリビアに関する以下のオンライン勉強会が開催されます。広く参加を募りたい、とくに若手・学生さんへの周知をしたいとのことですので、こちらでシェアさせて頂きます(主催者の快諾済み)。
ご関心のある方は、以下にありますとおり参加登録をすると、リンクが送られてくるようです。
アジア経済研究所 坂口安紀
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第12回 All Japan LAC意見交換会「ボリビアにおける開発政策と「よく生きること」」
関係各位
一昨年9月から、「All Japan LAC意見交換会」を開催しています。
中南米地域に関わる研究者、外務省等の政策担当者、JICA実務者等、様々な関係者が組織や立場を超えて集い、最新課題に関する情報、経験を共有し、意見交換を行う場をつくることを試みたいと考えてのことです。
意見を出しやすい環境づくりを目指しつつ、参加者の人数や幅を広げ、学生を含む若手人材の参加、それによるLAC人材の育成も視野に入れた会にしていきたいと考えています。
第12回は「ボリビアにおける開発政策と「よく生きること」」としてご案内いたします。
●テーマ:「ボリビアにおける開発政策と「よく生きること」」
●日時: 10月10日(木)18:30~20:00(日本時間)
●概要:
ボリビアでは、2006年に左派政党である社会主義運動 (MAS) が与党となり、一時的な中断を除き、現在まで政権を維持してきました。MASによる革新的な試みの一つとして、開発目標に「よく生きること (vivir bien)」なる概念を掲げたことがあります。政権発足から18年もの期日が過ぎ、この理念がどのように政策関係者の間で理解されてきたのかについて考えます。話題提供の後、その後意見交換を行いたく考えております。
●プログラム(予定)
1. 開会挨拶・趣旨説明(5分) JICA中南米部長 小原 学
2. 話題提供(45分) 東京大学大学院 総合文化研究科 宮地 隆廣教授
3. コメント(10分) 東洋大学 国際学部国際地域学科 久松 佳彰教授
4. 意見交換(30分)
●形式:オンライン(Zoom)
●参加登録:参加ご希望の方はFormsに必要事項をご記入ください ⇒こちら (〆切:10月9日17時)
追って、事務局よりオンラインツール(Zoom)のリンク等をお送りします。
また、何かありましたら事務局までご連絡ください。(5rtpm@jica.go.jp 宛先:JICA中南米部計画・日系社会連携課)
お知り合いでご関心のある方への転送は歓迎です。特に、若手、学生の参加、大歓迎です。
世代や組織を超えて、研究者も実務者も、それぞれのお考えやご疑問などを率直に交わしあうことのできるような会としたいと考えていますので、是非、お気軽にご参加ください。
参考:
第1回「ウクライナ侵攻の中南米経済への影響」
第2回「移民問題(エルサルバドル・グアテマラ)」
第3回「ブラジルの大統領選挙と今後」
第4回「メキシコはどこへ向かうのか」
第5回「グアテマラ有識者を迎えて:先住民女性の今と、大統領選挙に向けた政治状況」
第6回「民主主義の定着と権威主義の増大回避のために:中米地域における地方ガバナンス協力の教訓」
第7回「底を打つベネズエラ経済:プラス成長とインフレ低下はなぜ達成されたか」
第8回「ペルーにおける青果物輸出産業の成長」
第9回「ボリビアにおける国家とコミュニティに根付く包括的・戦略的ヘルスプロモーション」
第10回「アルゼンチンにおける社会扶助・社会運動と新政権」
第11回「「中南米イヤー」におけるカリブ諸国」
事務局(JICA中南米部)