『ラテンアメリカ時報』2024年秋号発行のお知らせ
ラテンアメリカ協会季刊会報『ラテンアメリカ時報』2024年秋号が
10月25日に発行されます。時宜を得た論考、解説、そしてラテン
アメリカ関連図書情報が満載です。
ラテンアメリカ時報 2024年秋号
特集:世界を揺るがす移民・難民問題 米州大陸では?
・慢性化する非正規移民問題と処方箋の書けないアメリカ政府
峰尾 洋一(丸紅経済研究所 研究主幹)
・メキシコにおける移民問題の新局面
高橋 百合子(早稲田大学 准教授)
・中米北部三角地帯での移民問題に関するJICAの取り組み
平原 知佳(JICAジュニア専門員・個別専門家)
・ベネズエラ移民777万人、「マドゥーロ氏3選」受け一段の拡大
も -中南米に8割強、周辺国に負担
宮本 英威(日本経済新聞社 前サンパウロ支局長)
・ベネズエラ移民にまつわるコロンビアの現状と課題
松丸 進(上智大学大学院)
・チリにおける移民受入れの状況
多田 博文(在チリ大使館 専門調査員)
駐日ラテンアメリカ大使インタビュー
ルベン・エドゥアルド・ミゲル・テンポーネ駐日アルゼンチン大使
グリーン水素やリチウム開発はビジネス・チャンス ―牛肉、タン
ゴ、サッカーだけではない!
佐藤 悟(ラテンアメリカ協会副会長)
ラテンアメリカ時事解説
・ラテンアメリカと米州開発銀行(IDB)
芹生 太郎(IDBアジア事務所長)
・ベネズエラ大統領選とベネズエラ経済の今後
松浦 健太郎(ベネインベストメント代表取締役社長)
・ホンジュラスにおける汚職・無処罰問題との「闘い」
浜端 喬(在ホンジュラス大使館 専門調査員)
ラテンアメリカ進出企業の最前線から
冷凍技術と食肉加工ロボットで社会貢献 -前川製作所のラテン
アメリカ事業
大喜多 昭夫(前川製作所 米州事業担当執行役員)
開発協力の現場から
融資担当、同じ釜のメシを喰う
千谷 みのり(JICAパナマ事務所 次長)
ラテンアメリカ・ビジネストレンド
オープンアクセスからオープンサイエンスへ ―進化するラテン
アメリカの学術情報ネットワーク
村井 友子(アジア経済研究所 図書館コーディネーター)
ラテンアメリカ随想
鉱山地質技師であった父とめぐるチリ ―アンデスに魅せられて
関 啓子(一橋大学 名誉教授)
ラテンアメリカ・カリブ研究所通信
ラテンアメリカ・カリブ研究所通信
浜口 伸明(ラテンアメリカ協会ラテンアメリカ・カリブ研究所長)
ラテンアメリカ参考図書案内 桜井 敏浩
・『北川民次 メキシコから日本へ Kitagawa Tamiji Retrospective:
Mexico to Japan』勝田 琴絵、塚田 美紀、新田 量子、永島 成郎編
(国書刊行会)
・『辺境からコロンビアを見る ―可視性と周縁性の相克』
幡谷 則子・千代 勇一編著 (上智大学出版・ぎょうせい発売)
・『パナマの仕立屋(上・下)』 ジョン・ル・カレ (ハヤカワ文庫)
・『私が諸島である ―カリブ海思想入門』 中村 達 (書肆侃侃房)
・『医療通訳者の仕事』 中萩 エルザ (風詠社・星雲社発売)
・『はじめてのテキーラの教科書』 目時 裕美 (主婦の友社)
・『地球上の中華料理店をめぐる冒険 ―5大陸15ヵ国「中国人ディアス
ポラ」たちの物語』 関 卓中 (講談社)
・『多言語的なアメリカ ―移動文学論Ⅲ』 西 成彦 (作品社)
・『ラテンアメリカ文学の出版文化史 ―作家・出版社・文芸雑誌と
国際的文学ネットワークの形成』 寺尾 隆吉編著 (勉誠社)
・『ソフィアの災難』 グラリッセ・リスペクトル (河出書房新社)
次号2024/25年冬号(2025年1月25日発行)の特集は、「初の女性大統領
が率いるメキシコ -その課題と展望」(仮題)です。
『ラテンアメリカ時報』のこれら内容は、掲載誌発行と同時にWeb
サイトの会員ページでご覧頂けます(特集論考の冒頭部分は公開さ
れ、全掲載論考の本文は1年後に公開されます)。
これまでのバックナンバーも以下でご覧下さい。
https://www.latin-america.jp/archives/category/quarterly
「ラテンアメリカ参考図書案内」(公開)のバックナンバーは、
https://www.latin-america.jp/archives/category/books
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収録されています。
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