国際シンポジウムのお知らせ

会員各位

 

恒川惠一会員よりご案内のあった国際シンポジウムについてお知らせします。

 

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早稲田大学政治経済学術院
現代政治経済研究所
第3回国際シンポジウム
「経済危機と政策レジーム──政策イノヴェーションとパラダイム転換の力学」

 

 経済のグローバル化が個別国家の経済管理能力を低下させたと言われる一方、経済の構造転換や国民福祉に果たす各国の公共政策の役割はなお大きいとする意見も根強くあります。この度、グローバル化と公共政策の関係に関わる国際シンポジウム開催にあたって、ブラジルの経済学者であり、カルドーゾ政権で行政改革大臣を務めたBresser-Pereira教授を基調講演者としてお招きすることになりました。Bresser-Pereira教授は、ブラジルの政治経済についての著作の他に、2010年にはケンブリッジ大学出版会より、Globalization and Competition: Why Some Emergent Countries Succeed While Others Fall Behindという本を出版なさっています。

*ご関心のある方は、下記の早稲田大学担当者に出席の意向をお伝え下さい(恒川惠市)。

 

【期日】2012年10月16日(火)

 

【プログラム】

10:00 学術院長歓迎の言葉
     佐藤正志(早稲田大学政治経済学術院院長)

10:15 基調報告
    ルイス・カルロス・ブレセール=ぺレイラ(ヴァルガス財団名誉教授)
    「新自由主義覇権の制約の後に『新しい』福祉と発展の政策レジームが来るのか」

     討論者:山田鋭夫(名古屋大学)
    ゲスト討論者:恒川惠市(政策研究大学院大学)

12:30 昼食(学生と共に)

14:00 鈴木基史(京都大学)
    「経済グローバル化時代の日本の構造改革―調整と誤調整の政治」

15:00 休憩

15:15 藤田菜々子(名古屋市立大学)
    「福祉政策構想の歴史的展開──スカンジナビアの視点から」

16:15 眞柄秀子(早稲田大学)
    「成長、危機、レジーム変化」

17:15 閉会

18:00 レセプション*

 

*シンポジウム終了後に早稲田「八幡鮨」にてレセプションを予定しております。参加ご希望の方は下記の研究代表者までご連絡ください。