講演会のご案内

会員各位

小池洋一会員より以下のご案内がありましたのでお知らせします。 なお、会場は400名収容可能につき一般参加歓迎とのことです。

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「経済危機と政策レジーム」講演会

共催:法政大学大学院公共政策研究科 現代政治分析講座
   法政大学大学院政策科学研究所

ブラジルのヴァルガス財団名誉教授で、ブラジル財務大臣、連邦行政国家改革大臣、科学技術大臣を歴任されたルイス・カルロス・ブレセール=ペレイラ博士を 法政大学にお迎えし、下記の要領で講演会を開催します。

「構造主義的マクロ経済学と新発展主義」
(Structuralist Macroeconomics and New Developmentalism)

講演: ルイス・カルロス・ブレセール=ペレイラ
(ヴァルガス財団名誉教授・元ブラジル連邦共和国財務大臣)
 (Luiz Carlos Bresser-Pereira, Professor of Economics, Getulio Vargas Foundation, Sao Paulo, Brazil.)

司会:白鳥 浩
(法政大学大学院政策科学研究所所長  
 法政大学大学院公共政策研究科教授)

2012年10月15日(月曜日)
19時00分~21時00分
法政大学外濠校舎 S405教室

ブレセール=ペレイラ教授のご紹介
ルイス・カルロス・ブレセール=ペレイラ教授は、ヴァルガス財団の名誉教授で あ る。サンパウロ大学で博士号を取得。ブラジル連邦共和国において、1987年 に財務大臣をつとめたほか、1995年から98年まで連邦政府において国務大 臣をつとめた経歴を持っております。ブレセール=ペレイラ教授は近著 Globalization and Competition (Cambridge University Press, 2010)で経済発 展の新モデルを提出し世界的にも注目されています。また最近のユーロ危機に関 しても、仏ルモンド紙などで危機の克服に向けて欧州の外側の立場から積極的に 提言されています。
Luiz Carlos Bresser-Pereira is emeritus professor of Getulio Vargas Foundation where he teaches and researches since 1959. He made his PhD and Livre Docencia at the University of Sao Paulo. He was finance minister (1987) and minister of federal administration (1995-98) of Brazil. He is author of Democracy and Public Management Reform: Building the Republican State (Oxford, 2004) and Globalization and Competition (Cambridge, 2010). Among his many papers: "The Dutch disease and its neutralization: a Ricardian Approach" (Brazilian Journal of Political Economy 2008:47-71) and "The two methods and the hard core of economics" (Journal of Post Keynesian Economics 2009:493-522). His current research is on a structuralist development macroeconomics and on the political economy of distribution. (出典:http://ineteconomics.org/people/luiz-carlos-bresser-pereira)

後援: 科学研究費補助金基盤研究(A)#22243015
「経済危機と『政策レジーム』―パラダイム転換の国際研究」
(研究代表者 早稲田大学教授 眞柄秀子)

<講演会場へのアクセス>
◎講演会場 法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎(富士見校舎の中にあります)
(東京都千代田区富士見2-17-1)
※懇親会会場(アルカディア市ヶ谷)は、道の並びにございます。

◎市ヶ谷キャンパスへのアクセス
・都営地下鉄・東京メトロ・JR市ケ谷駅より徒歩10分
・都営地下鉄・東京メトロ・JR飯田橋駅より徒歩10分