講演会、コンサートのご案内


東京大学の石橋純会員より、講演会およびコンサートのご案内がありましたので、ご紹介いたします。

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下記の通り、立教大学ラテンアメリカ研究所主催の講演会に出演、ベネズエラ音楽のレクチャーコンサートを行います。日本では滅多に実演されない類いの音楽です。
みなさまのお越しをお待ちしております。なお、当日は満場が予想されております。先着順自由席の催しですので、どうぞお早めにお越しください。
東京大学
石橋 純

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立教大学ラテンアメリカ研究所主催
第43回 現代のラテンアメリカ

日時:2012年 12月 15日(土)17時~20時

会場:立教大学池袋キャンパス 太刀川記念館3階多目的ホール(先着150名)
入場無料 予約不要


第1部「グローカル・ビーツ時代のラテンアメリカ音楽」

講師:大石 始

講演概要:インターネットの発達と欧米文化の劇的な流入によって、90年代以降、各国の音楽シーンに変化が起きた。ヒップホップやクラブ・ミュージックなどグローバルに広まる先進国の音楽と、民族音楽などのローカル・ミュージックが融合し、〈グローカル〉な発展を見せる現在のラテン・アメリカ音楽について紹介する。

講師プロフィール:音楽雑誌編集者を経て、フリーランスのライター/エディターとして活動。

著書:単著『関東ラガマフィン』、共著『GLOCAL BEATS』など。「ミュージックマガジン」「ラティーナ」「アルテス」などに寄稿。


第2部 「ベネズエラのクリスマス~カーニバルの音楽文化」

講師:石橋 純  <演奏:エストゥディアンティーナ駒場>

講演概要:ベネズエラ音楽への関心が近年高まっています。この講演では、日本で紹介される機会が少なかったベネズエラ音楽の楽しみ方を、実演をまじえて手ほどきします。ベネズエラを代表するダンス音楽であるホローポ、5拍子のメレンゲ、ベネズエラ流のワルツのほか、年末~新春のシーズンにあわせたガイタ、アギナルド、カリプソを演奏・解説します。聴衆による演奏参加体験も用意しています。

講師:東京大学大学院総合文化研究科准教授、専門はラテンアメリカ文化研究、文化人類学。

著書:単著『熱帯の祭りと宴―カリブ海域音楽紀行』『太鼓歌に耳をかせ―カリブの港町の「黒人」文化運動とベネズエラ民主政治』、編著『中南米の音楽―歌・踊り・祝宴を生きる人々』など。

エストゥディアンティーナ駒場:東大教養学部の正規授業「ラテンアメリカ音楽演奏入門」の修了生が結成。目下日本で唯一の学生ベネズエラ音楽合奏団。来日ベネズエラ人アーティストとの共演、放送番組出演ほか、日本全国で演奏・講演活動を展開。その稀有の活動ぶりがBBCのトップニュースとして全世界に配信される。


問い合わせ先:立教大学ラテンアメリカ研究所
東京都豊島区西池袋3-34-1t
Tel: 03-3985-2578  
E-mail: late-ken@rikkyo.ac.jp

http://www.rikkyo.ac.jp/research/laboratory/ILAS/koenkai_html/koenkai.html