講演会のご案内

上智大学イベロアメリカ研究所より、講演会のご案内がありましたので、ご紹介いたします。

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この度イベロアメリカ研究所では、マヌエル・アルカンタラ氏(スペイン・サラマンカ大学教授)をお迎えし、講演会を開催いたします。

ラテンアメリカ政治においては、1980年代後半からの25年間を経て選挙だけが政権の獲得・維持に正当性を与えるような体制へと変化を遂げてきました。しかし、選挙結果を後ろ盾にした巨大な権力がその時々の政治指導者に集中するため、政策に継続性がなく恣意的なものとなってしまうという課題も抱えています。ラテンアメリカにおける民主主義の定着は、まだ多くの挑戦を乗り越える段階にあるといえます。

本講演会では、ラテンアメリカの政治エリート、政党、選挙に関する幅広い研究を行っているアルカンタラ氏に、現状についての分析と、そこで取り組まれるべき課題について、制度・社会・経済といった国内的な課題と、地域統合やラテンアメリカ地域以外との関係などグローバル化によって国外からつきつけられる課題とを大別しながらお話いただきます。

皆さま是非万障お繰り合わせの上、ご来場ください。

 

演題: 「ラテンアメリカ政治における今日的課題」

講師: マヌエル・アルカンタラ氏(スペイン、サラマンカ大学教授)

日時: 2013年1月15日(火)午後5時30分~7時30分

場所: 上智大学中央図書館8階821会議室

使用言語: スペイン語(通訳なし・日本語要旨配布)

参加費無料/予約不要

主催: 上智大学イベロアメリカ研究所