季刊誌のご案内

会員各位

桜井敏浩会員より、季刊誌のご案内がありましたので、ご紹介いたします。

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(社)ラテンアメリカ協会の季刊『ラテンアメリカ時報』の2013/14年冬号が、1月25日に発行されます。

特集は、「ラテンアメリカで活躍する日本企業」です。ラテンアメリカ各地で優れた製造・生産技術とロジスティックス・販売のノウハウによって、地場に定着し、活躍している日本企業群像を、それぞれの分野で実際に現地で関わってこられた企業人ならではの切り口から分析した、実に5編に、ラテンアメリカへの直接投資の動向と日本企業の進出状況を概説した論考とで掲載されています。

特集:ラテンアメリカで活躍する日本企業
(1) ラテンアメリカへの外国直接投資と新たなステージを迎える日本企業の進出
堀坂 浩太郎(上智大学名誉教授・ラテンアメリカ協会常務理事・同協会ラテンアメリカ・カリブ研究所長)
(2) 時代を越えて地場に定着する企業「(株)前川製作所」
田中 嘉郎((株)前川製作所代表取締役会長)
(3) 南米における河川輸送の現状と展望 -常石造船グループ
藤井 信昭(Astillero Tsuneishi Paraguay S.A.社長)
(4) ブラジルYKK農場の立ち上げ
八木 繁和(YKK AP(株)国際部部長執行役員)
(5) 花咲く日まで、「一所懸命」に -ヤクルト創業者の想いをラテンアメリカへ
成田 裕((株)ヤクルト本社 取締役常務執行役員・経営サポート本部長)
(6) チリにおける漁業と永続的な資源利用 -日本水産
中屋 新二(日本水産(株)海洋事業推進室)

駐日ラテンアメリカ大使インタビュー <第10回>
レオナルド・カリオン駐日エクアドル大使
変革を遂げつつある資源国エクアドル(貿易保険・輸出信用も再開)-活発な民間投資と生産性向上への日本の協力を期待

ラテンアメリカ時事解説:
(1)2013年チリ大統領選挙
笠井 萌里(在チリ日本国大使館専門調査員)
(2)アルゼンチン「勝利の10年」の物語
寺田 有里砂(在アルゼンチン日本国大使館専門調査員)
(3)ホンジュラス大統領選挙結果と今後の展望-クーデターから4年経て
進藤 弘騎(在ホンジュラス日本国大使館三等書記官)

33カ国リレー通信
コスタリカでの任務を終えて
並木 芳治(前駐コスタリカ大使)

ラテンアメリカ随想
アンデス先住民女性はいつから帽子を被るようになったか -市場は創るもの?
桜井 敏浩(ラテンアメリカ協会常務理事)

歴史の中の女たち <第31回>
タマラ・ブンケ(1937~1967年)-もう一人のチェ・ゲバラ
伊藤 滋子

ラテンアメリカ参考図書案内 ペルー関連中心に10点
桜井 敏浩

『ラテンアメリカ時報』のバックナンバーの目次は、
以下をご覧下さい。
http://www.latin-america.jp/modules/pico/index.php?content_id=6

ご関心の方は、協会事務局にお早めにお申し込み下さい。
1,200円+送料.申し込み info@latin-america.jp

次号『ラテンアメリカ時報』2014年春号(14年4月下旬発行予定)では、今年が日本・カリブ交流年」であり、またわが国ではカリブ海諸国に関する情報が少ないところから、日本の対カリブ外交、カリブ海諸国間の連携と開発の模索、日本とカリブの貿易、投資、ODA等経済関係、各国状況と観光、音楽、文学等の知られざる魅力を、それぞれの分野に通じた方々に執筆頂く特集を予定しています。

これらの『ラテンアメリカ時報』のバックナンバーの全内容とともに、中南米全体の基礎データ集「中南米諸国便覧2011年版」,2011/12年冬号「特集:ラテンアメリカと中国」の冒頭の基調論考の基となった調査報告書『中南米と中国-その関係の現状について』、「世界の中のラテンアメリカ」をはじめ多くの有用なデータベースが、会員専用ページに収録されています。

会員になれば(個人-国内 8,000円、法人-同50,000円/4~3月)、『時報』の無料送付を受けられ、協会が催す講演会・ワークショップ・ラウンドテーブル等への優先・割引参加、わが国随一のラテンアメリカ・データベースである会員専用ページ閲覧も出来ます。その他、日本でのラテンアメリカ関係団体向けの国別団体会員(10,000円)、Webサイト閲覧のみの「在外会員」(4,000円)制度もあります。
http://www.latin-america.jp/modules/pico/index.php?content_id=10