研究会のご案内

会員各位

鈴木茂会員、大場樹精会員より、研究会のご案内がありましたので、ご紹介いたします。

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研究会「南北アメリカのレバノン・シリア移民」のご案内

科学研究費(基盤研究A・海外調査)「レバノン・シリア移民の拡張型ネットワーク―自己多面化と空間構想力」(研究代表者・黒木英充)では、次のような公開研究会を企画しております。ご関心のおありの方々の積極的なご参加を歓迎いたします。

レバノン系・シリア系(シリア・レバノン系など呼称は多様です)の移民は世界中に拡散していますが、とりわけ南北アメリカ大陸において、そのプレゼンスは顕著なものがあります。移民研究は、移住先の地域における適応や社会形成の問題、移住元の地域との相互関係、さらには異なる移住先地域を含めたグローバルなネットワーク形成の問題など、時間と空間を行き交うダイナミックなテーマです。今回はアルゼンチンとカナダを対象に、現地調査の成果を踏まえた報告がなされます。

 

日時: 2014年7月26日(土) 15:00-18:10
場所: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)3階
304マルチメディア会議室
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access

当日は研究所入口自動ドアが施錠されているため、外階段より3階までお越し頂く形になります。予めご不便をお詫びいたします。

内容: 15:00-16:30 報告1 大場樹精(上智大学イベロアメリカ研究所・特別研究員)
「シリア・レバノン系移民コミュニティの二つの選択
——20世紀初頭ブエノスアイレス市における適応のかたち」

16:40-18:10 報告2 池田昭光(東京外国語大学AA研・ジュニアフェロー)

「カナダ、アルバータ州エドモントンのレバノン移民
——理容業従事者に関する調査の予備的報告および展望」

それぞれの報告時間は質疑・討論の時間を含みます。

参加費: 無料
事前登録: 不要
主催: 科学研究費(基盤研究A・海外調査)「レバノン・シリア移民の拡張型ネット
ワーク―自己多面化と空間構想力」
問い合わせ先: 黒木英充(東京外国語大学AA研) kuroki@aa.tufs.ac.jp