研究報告会のご案内

会員各位

山崎真次会員より、研究報告会のご案内がありましたので、ご紹介いたします。

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早稲田ラテンアメリカ研究所(WILAS)第2回研究報告会

報告タイトル:先住民はなぜ反乱するのか―19世紀メキシコの事例研究
日時:2月4日(水)13:00~14:30(予約不要)
場所:早稲田大学本部キャンパス1号館310教室(正門右の建物)
(地下鉄東西線 早稲田駅徒歩5分)
報告者:山﨑眞次(早稲田大学)
討論者:木下雅夫(早稲田大学非常勤講師)

報告要旨
19世紀のメキシコは反乱の時代である。1821年にスペインから独立したものの、党派間の権力闘争は果てしなく続き、経済は停滞し、社会は大混乱に陥った。先住民はそのような社会や経済の混乱と権力の空白を利用して自部族の権利回復運動を展開した。公的アクター(政府)が、私的アクター(アシエンダ)と共同的アクター(先住民共同体)間の土地紛争に関して調停機能を発揮できなかったために先住民は武装蜂起せざるを得なかったという観点から、19世紀にメキシコで勃発した4反乱を分析する。

早稲田大学日米研究機構 早稲田ラテンアメリカ研究所(WILAS)主催
問い合わせ先
山﨑眞次:yamasaki@waseda.jp
早稲田大学日米研究機構:
http://www.kikou.waseda.ac.jp/wojuss/study_groups/latin_american.html