例会のご案内

会員各位

禪野美帆会員より、例会のご案内がありましたので、ご紹介いたします。

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各位

下記の要領でSECILA(イベリア・ラテンアメリカ文化研究会)の第63回例会(関東地域)を開催いたします。今回はメキシコとアメリカ合衆国間の移民に関連するテーマです。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

日時: 2015年11月7日(土) 14:50~18:30

場所: 慶應義塾大学日吉キャンパス第4校舎独立館 D408教室

アクセス方法およびキャンパスマップ
http://www.keio.ac.jp/ja/access/hiyoshi.html

 日吉駅は渋谷駅から急行で20分です(特急は停まりません)。第4校舎独立館は、日吉駅改札西口を出たところから左手に見える新しい建物です。慶應大日吉キャンパスの正門を入ってすぐ(銀杏並木には行かず)、守衛所の脇を左に入って100メートルほど先、突き当たりが入り口になります。なお、D408教室は4階(最上階:地上階はB2階)にあります。

発表者、発表題目と要旨:

発表者 1:飯尾 真貴子 氏(一橋大学大学院博士後期課程)
タイトル:米国移民規制政策の厳格化が生み出すメキシコへの帰還
--越境的な統治メカニズムとしての強制送還レジーム--

要旨:
「強制送還レジーム」に体現される米国移民規制政策の厳格化は、どのような帰国を生み出し、ひいては移民送出し社会にどのような影響を及ぼしているのか。米国強制送還レジームに関連付けられた帰国の実態を「越境的な統治メカニズム」という観点からメキシコ送出し地域におけるフィールド調査をもとに明らかにする。

発表者 2. 渡辺 暁 氏(山梨大学)
タイトル:ユカタン州のある町からカリフォルニアへの移民
--「ジェネシス・ブーム・そして現在」--

要旨:
ユカタン州ペト市からアメリカ合衆国(カリフォルニア州北部)への移民は1980年に始まった。この事例は、アメリカへの最初の移民が誰で、どのようにしてアメリカにわたったかが明らかとなっている、珍しい事例である。この発表は、移民の始まりとその拡大の歴史を概観し、伝統的な移民送出地域と比較することで、後発地域からの移民の特徴について考えたい。
なお、本報告は『ラテンアメリカレポート』2015年6月号に発表した論考をベースにしたものであり、ご関心のある方は前もってそちらをご参照頂きたい。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Periodicals/Latin/
(同誌が入手できない場合は、渡辺(wakira@yamanashi.ac.jp)までご連絡を頂ければ、それに代わるペーパーをお送りいたします。)

コメンテーター
受田宏之 東京大学
三澤健宏 津田塾大学

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*当研究会は、津田塾大学国際関係研究所から関連研究会として助成を受けています。
*参加の事前連絡は不要です。直接会場へお越しください。
*本例会に関するお問い合わせは、世話人の禪野美帆(mzennojp# yahoo.co.jp←#を@に変更してください)までお願いします。

イベリア・ラテンアメリカ文化研究会(SECILA)
関東地域世話人: 横田香穂梨 井上幸孝
関西地域世話人: 小林貴徳 禪野美帆 
ブログ http://secila.seesaa.net/
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