意見交換会のご案内

坂口安紀会員より、意見交換会のご案内がありましたので、ご紹介いたします。

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アジア経済研究所では、ウルグアイのジャーナリストで政治アナリスト、大学教授でもあるOscar Bottinelli氏をお招きして、意見交換会を行います。Bottinelli氏はウルグアイの世論調査機関FACTUMの設立者であり現在も統括所長を務める、世論調査、投票行動調査の専門家です。また軍政下の政治活動、拡大戦線(Frente Amplio)に結成期以来参画するなど、ウルグアイの軍政から民主化にかけて豊富な政治経験もお持ちです。

当日は、ウルグアイ(またはラテンアメリカ)の世論調査、投票行動、または軍政、民主化運動、現在のウルグアイ政治情勢など、参加者との質疑のなかで幅広く意見交換をしたいと思います。参加を希望される方は、坂口(Aki_Sakaguchi@ide.go.jp, 043-299-9625)までご連絡ください。

日時 2016年1月15日(金) 午後3時~

場所 アジア経済研究所 会議棟2階 C23会議室 (受付で入館手続きをお願いします)
JR京葉線 海浜幕張駅 徒歩約10分
http://www.ide.go.jp/Japanese/Info/Direct/index.html

言語 スペイン語 (通訳なし)

 

Oscar Bottinelli氏 略歴

1945年 ウルグアイ・ソリアノ県ドロレス生まれ
1989年4月 世論調査機関FACTUM設立。現在その統括所長(director general)。
ジャーナリスト、政治アナリスト、また国立共和国大学(UdelaR) 社会科学学部 政治科学研究所の正教授として教壇にも立つ。
父Eduardoは国民党(PN)の上院議員を務めており、早くからその下で政界事情を学ぶ。
1971年Liber Seregni将軍(退役)が拡大戦線(Frente Amplio 現与党FAの母体)を結成するとこれに参画、同年から1987年まで党首Seregniの政治秘書となる。クーデター後たびたび投獄されるSeregniを支え、自身も1974~1982年にかけアルゼンチンに亡命しつつ、水面下で政治活動を続ける。
FACTUMはWorld Association of Public Opinion Research (WAPOR)に加盟、イタリアおよびイベロアメリカ全域においても世論調査・投票行動調査とその分析・公表に従事。