研究会のご案内


禪野美帆会員より研究会の情報が寄せられましたので、以下にご案内します。

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以下の要領で、SECILA(イベリア・ラテンアメリカ文化研究会)第66回例会を開催いたします。開催曜日は日曜日ですのでご注意ください。

いつも通りどなたでも参加できますが、今回は日曜日に使用する会場の都合で、事前に入場者のリストが必要となっています。「参加予定」「まだわからないが参加するかもしれない」方は、どうか7月1日までに下記のアドレス(世話人 禪野)までご連絡くださいますようお願いいたします。

日時:2016年7月10日(日)14時~17時30分
場所:関西学院大学東京丸の内キャンパス ランバスホール 

アクセス方法:下のページに2つのマップのリンクが貼ってあります
http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_000553.html

入館方法:世話人(禪野)にご連絡いただいた方に別途PDFで送信いたします。
連絡先:lasamericaszenno@gmail.com

発表者と発表題目:

【発表者】1:松尾俊輔(東京大学大学院博士課程)
【発表題目】:南米スポーツ史研究史概説、及び20世紀初頭ウルグアイ、チリ、アルゼンチンにおける近代スポーツの国家的制度化に関する比較史研究
【要旨】
本発表の前半部では、南米諸国における近代スポーツの歴史に関する研究史を概観し、スポーツが持つ「民衆性」やその「象徴的意義」が強調されてきたことを確認する。その上で後半部では、20世紀初頭のウルグアイ、アルゼンチン、チリのスポーツ史を、その法制度的側面に着目して比較検討する。これにより、スポーツをめぐる歴史叙述を、旧来の文化史的視角から離れた、政治社会史的ナラティブとして提示することを試みる。

【発表者】2:横田香穂梨(津田塾大学国際関係研究所研究員)
【発表題目】:ローカルな文脈からみたブラジルの福祉制度化:ストリートチルドレン支援の指針とその実施はなぜ乖離するのか
【要旨】
ローカルアクターである地方自治体やNGOの活動は、全国レベルの政策や国際的な取り組みとどのような関係にあるのか。本報告では、民政移管後のブラジルにおける子ども福祉の制度化が抱える課題を、
レシフェ市でのフィールド調査に基づき、ストリートチルドレンへの「支援」から考えたい。

*当研究会は、津田塾大学国際関係研究所から関連研究会として助成を受けています。
*本例会に関するお問い合わせは、世話人の禪野美帆(lasamericaszenno@gmail.com)までお願いします。

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イベリア・ラテンアメリカ文化研究会(SECILA)
関東地域世話人: 横田香穂梨 武田和久
関西地域世話人: 小林貴徳 禪野美帆
ブログ  http://secila.seesaa.net/
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