東日本研究部会開催のお知らせ


会員各位

下記の通り、東日本研究部会を開催いたします。前半は特別企画、後半は通常の研究報告です。会員諸氏の積極的なご参加をお願い申し上げます。

開催日時:2018年4月14日(土)14:00〜17:30

開催場所:東京外国語大学本郷サテライト 4階

アクセス:http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html

最寄駅:
東京メトロ丸ノ内線: 本郷三丁目駅(M21) 2番出口下車徒歩3分
都営地下鉄大江戸線: 本郷三丁目駅(E08) 5番出口下車徒歩4分
JR線: 御茶ノ水駅 お茶の水橋口下車徒歩7分

・特別企画(14:00-15:30)

「ラテンアメリカ農業の成長と課題」司会:内山直子(東京外国語大学)

講演1 Dr. Carlos Maya(グアダラハラ大学教授)「Globalización y competencia: Sinaloa y la diversificación de los mercados hortícolas de exportación」(スペイン語)

コメンテーター 清水達也(アジア経済研究所)

講演2 清水達也(アジア経済研究所)「ブラジル中西部における穀類生産の拡大と経営の成長」

コメンテーター 小池洋一(立命館大学)

・報告(15:45-17:30)

報告1 ルベン・エンリケ・ロドリゲズ・サムディオ(北海道大学)「ラテンアメリカにおける比較法・外国法の位置」

要旨:比較法とは、単に各国の法律を比べるだけでなく、その背景と影響、そしてどのように理解されているかを検討する分野である。如何なる国でも、売買契約等があるとはいえ、その法的なルールが同じだとは限らない。現在の国際化を促進している社会において、個人同士のやり取りや取引は、最早一つの国の法律で解決できない問題が沢山発生している。その観点から本報告は、他国は、同じ問題をどのように取り扱い、更に、自国の法律は、国際社会においてどんな一面があるかについて検討する。

討論者:前田美千代(慶應義塾大学)

報告2 郷澤圭介(東京外国語大学)「共同体にとっての戦争の意味」
要旨:ユカタン半島、チアパス高地、グアテマラにまたがるマヤ地域に居住していたマヤ族の後古典期後期(13世紀から16、17世紀のスペイン人による征服終了まで)における戦争についての研究の一部を発表する。今回は「王国」を支える一共同体に属する人々(従属統治者、貴族臣下、平民など)それぞれにとっての戦争の役割、参加の意味を「王国」や「王家」にとっての戦争の意義と比較しつつ分析する。

討論者:調整中


問い合わせ先: 久野量一(東京外国語大学) rkuno@tufs.ac.jp
        井上幸孝(専修大学) takaio@isc.senshu-u.ac.jp