ラテンアメリカ教養講座のご案内( 京都外国語大学ラテンアメリカ研究所事務局)
京都外国語大学ラテンアメリカ研究所事務局の宮内様より下記の講座に関する情報が寄せられましたのでご紹介いたします。
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第17回ラテンアメリカ教養講座「「ダンス!¡Danza! Dança!」開催のご案内
京都外国語大学ラテンアメリカ研究所(IELAK)では、6月6日(水)から第17回ラテンアメリカ教養講座「ダンス!¡Danza! Dança!」を開催いたします。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
日時: 2018年6月6日より毎週水曜日(全5回)18:00~19:10
会場: 京都外国語大学 国際交流会館7階 インターナショナルホール
後援: 京都ラテンアメリカ文化協会
※申込不要・入場無料
ラテンアメリカはインカ、アステカ、マヤなどの文化遺産、文学・詩や絵画、音楽などの芸術表現、食文化、織物・工芸などの魅力的で豊かな文化と伝統を有す地域です。なかでも日本人にとって親しみ深いのが、ラテンアメリカ起源のダンスです。今回の教養講座ではそのなかからブラジルのサンバ、カポエイラ、アルゼンチンのタンゴ、キューバ起源のルンバ、チャチャチャなどにスペインのフラメンコを加えて、それぞれの歴史的起源、普及の時代的背景、変容過程などを紹介し、またどのようなダンスなのかをデモンストレーションするとともに来場者の方にも少し実技体験していただこうと企画しました。
6月6日(水)
カポエイラの魅力と多様性
西村晃輔(NPO法人カポエラジェライス理事長)
奴隷制の時代にブラジルで生まれた「カポエイラ」。まるでダンスの様なリズムから繰り出されるアクロバティックな足技は、見る者を魅了します。この特徴的な動きが注目され、日本ではスポーツやダンス、エクササイズなどの分野に先行して広がりをみせていました。本講座ではカポエイラの歴史的な成り立ちを踏まえ、実際に指導する立場の経験から、文化的、教育的に、これからの日本社会にどの様な影響を及ぼしていけるのかを考えます。
6月13日(水)
魅惑のフラメンコ
山本秀実(フラメンコ舞踊家 ・京都スペイン文化協会理事長)
見る人を虜にする魅力、魔力のあるフラメンコ。熱く激しく情熱的であることは、ラテンアメリカ諸国と同じですが、遠く離れたスペインのフラメンコは、どのようにして生まれ、どういう経緯で今日に至ったのでしょうか。楽しく解説します。
6月20日(水)
「Shall we ダンス ?」の世界 —ラテンアメリカ起源の社交ダンス—
辻豊治(IELAK客員研究員)
映画「Shall we ダンス ?」が描くダンスは、一般人向けの社交ダンスであるとともにダンス競技者による競技ダンスとしての性格をもっています。種目はボールルーム (スタンダード) ・ダンス5種目とラテンアメリカン・ダンス5種目に分かれています。前者のタンゴ、後者のルンバ、チャチャチャ、サンバがラテンアメリカ起源です。本講座では各5種目の成立起源、ヨーロッパへの波及の経緯、ブラジル・サンバやアルゼンチン・タンゴとの違いなどに言及し、実技とDVDで実際の踊りを紹介していきます。
6月27日(水)
アルゼンチンタンゴにおけるバンドネオン ~天使から悪魔の楽器へ~
髙橋京子(タンゴ歌手)
戦前より日本人に親しまれてきたアルゼンチンタンゴ。その演奏に欠かせない楽器・バンドネオンについて、星野俊路による生演奏と共にご紹介します。又、初演から101年目となる世界的に有名な「ラ・クンパルシータ」の歌詞についてもお話しさせて頂きます。
7月4日(水)
魅力あふれるサンバの世界
根川幸男(国際日本文化研究センター機関研究員・IELAK客員研究員)
世界最大の祝祭ブラジルのカルナヴァルとともに有名なサンバ(Samba)ですが、その歴史や由来については意外と知られていません。本講座では、講師のブラジルでの体験や映像・画像をまじえて、サンバの基本的なステップを学ぶとともに、その魅力について紹介します。
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