国際シンポジウム「『2016エクアドル地震』による被災文化財支援を考える」のお知らせ


大平秀一会員より下記のイベントの情報が寄せられましたのでご連絡いたします。
(日本ラテンアメリカ学会共催のイベントです)

****************************************

下記の通り、国際シンポジウムを開催いたします。

【イベント名】
日本・エクアドル外交関係樹立100周年記念国際シンポジウム「『2016エクアドル地震』による被災文化財支援を考える」
【日時】平成30年11月11日(日)午前11時~午後4時50分
【開催場所】東京国立博物館 平成館 大講堂
【定員】200名(申込不要、先着順)
【参加費】無料
【主催】東海大学、文化庁
【共催】在日エクアドル大使館、国立民族学博物館、文化遺産国際協力コンソーシアム、日本ラテンアメリカ学会、古代アメリカ学会
【開催目的・趣旨】
 「2016エクアドル地震」により、エクアドル海岸部の博物館・所蔵する文化財/文化遺産が被災しました。防災も含めた今後の対策に関しては、議論はなされてはいるものの、有効な方法が見いだせていない状況にあります。
 そこで、このシンポジウムでは、日本で蓄積された文化財防災の取り組み、被災文化財の保存・修復・活用の実例、博物館復興の実例等を示した上で、エクアドルで直面している問題を共有し、今後向かうべき道筋を共に模索する議論をおこないます。

【プログラム】
11:00-11:05
 「開会挨拶1」 豊城浩行(文化庁文化財鑑査官)
11:05-11:10
 「開会挨拶2」 ハイメ・バルベリス(在日エクアドル全権特命大使閣下)
11:10-11:40
 特別講演「『エクアドル地震2016』による文化財被害と日本の取り組み」 大平秀一(東海大学)
11:40-12:05
 コメント 関雄二(国立民族学博物館)、日高真吾(国立民族学博物館)、高妻洋成(奈良文化財研究所)、小谷竜介(東北歴史博物館)、和髙智美(文化創造巧芸)
12:05-13:30
 休憩(昼食)
13:30-14:00
 「『2016エクアドル地震』以後の考古文化遺産の復興:その問題と課題」 マルコス・ラブラーダ(セロス・オハス・ハボンシーリョ遺跡公園・考古博物館)
14:00-14:30
 「『2016エクアドル地震』による被災博物館復興の課題と問題:マナビ県の事例」 ヤケリーネ・アルバレス(国立ポルトビエホ博物館・文書館)
14:30-15:00
 「中越地震で被災した文化財の修復と博物館の復興:考古資料を中心に」 小熊博史(長岡市立科学博物館)
15:00-15:30
 「東日本大震災と合戦原遺跡の保存と活用」 山田隆博(山元町教育委員会)
15:30-15:45
 休憩
15:45-16:45
 パネルディスカッション 「2016エクアドル地震」による被災文化財の支援を考える
 コーディネーター:関雄二(国立民族学博物館)
 パネラー:ヤケリーネ・アルバレル(国立ポルトビエホ博物館・文書館)、マルコス・ラブラーダ(セロス・オハス・ハボンシーリョ遺跡公園・考古博物館)、大平秀一(東海大学)、小熊博史(長岡市立科学博物館)、山田隆博(山元町教育委員会)
16:45-16:50
 閉会挨拶

【使用言語】日本語・スペイン語(同時通訳あり)

フライヤーは下記よりURLで閲覧・ダウンロード可能です。
https://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/letters/news/20181111_flyer_Ecuador2.pdf