会員新刊情報

丸谷雄一郎著『ウォルマートのグローバル・マーケティング戦略』

創成社、2013年10月20日刊、1600円+税

 本書は世界最大の売上高を誇り更なる国際展開を進めるとみられる、ウォルマートの進出国であるメキシコ、ブラジル、アルゼンチン、チリ、中米地峡市場などの進出事例の分析を積み上げることによって、現地化段階からグローバル統合段階を目指しつつある、小売国際化プロセスの解明を試みようというものである。

 

目次

はじめに

序章 小売国際化研究の現状と本書の位置づけ及び構成

第Ⅰ部 ウォルマートの全社戦略
第1章 グローバル統合段階を目指しつつあるウォルマート
第2章 米国ウォルマートの小売事業モデル
第3章 ウォルマートの国際市場参入戦略

第Ⅱ部 ウォルマートの各市場における戦略
第4章 現地化段階を迎えつつあるウォルマート・ジャパン
第5章 新興市場小売業務国際化センターとしてのメキシコウォルマート
第6章 メキシコとの融合が進む中米ウォルマート
第7章 メキシコからのノウハウ移転により成功を目指すアルゼンチン・ウォルマート
第8章 南米西部のゲートウエイとしてのチリウォルマート
第9章 中南米の超大国におけるナショナル・チェーンを目指すブラジルウォルマート
第10章 商品供給・商品調達の国際化センターとしての英国ウォルマート
第11章 今後の成長センターアフリカの窓口としての南アフリカウォルマート

結章 本書の意義と残された課題

 

創成社ホームページ:
http://www.books-sosei.com/