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『南山大学地域研究センター共同研究シリーズ15 2030アジェンダ(SDGs)実現に向けて―世界の先駆的実例から学ぶ―』


浅香幸枝編著『南山大学地域研究センター共同研究シリーズ15 2030アジェンダ(SDGs)実現に向けて―世界の先駆的実例から学ぶ―』三修社、2023年3月、256頁、定価3,500円+税


2030アジェンダ(SDGs)実現に向けた先駆的実例から学び、帰納的な方法によって、その手法や法則性を分析・抽出する。研究者・政策立案実施者・学校設立実施者という三位一体の執筆陣により、理論と現実を踏まえた実際的な事例を取り上げている。具体的な手法や技術を紹介し、多文化共生がより実現しやすくなることをめざした。

目次

序章 2030アジェンダ(SDGs)実現に向けて―世界の先駆的実例から学ぶ―(浅香幸枝)
第1章 2030アジェンダとカーボンニュートラル社会への取組―持続可能な地域づくりと港湾政策―(須野原 豊)
第2章 海洋プラスチックごみと日本の国際協力の対応(デヴィッド・M・ポッター)
第3章 2030アジェンダ実現に向けての法律の役割―ブラジルの事例を手がかりとして―(二宮 正人)
第4章 コロナ禍でのラテンアメリカの SDGs と日本の関わり(堀坂 浩太郎)
第5章 ラテンアメリカ諸国と日本の経済連携協定(EPA)―メルコスールとの EPAへの展望―(渡邊 頼純)
第6章 SDGs実現のための日本のパートナーとしての南北アメリカ日系社会(浅香幸枝)
第7章 2030アジェンダへのモザンビークの取組とブラジル及び日本の協力(木村元)
第8章 2030アジェンダと大麻合法化問題―日本での議論を中心に―(二村 久則)
第9章 SDGs実現のためのネットワーク形成―学生団体CLOVERの設立と活動を通じて―(本田 光)
第10章 フィリピンでの私の経験(ジョン・シーランド)
第11章 フィリピン日系人のレガシー―未来への希望の架け橋となる教育―(イネス・山之内・マリャリ)
第12章 ドミニカ共和国と日本―過去・現在・未来―(高田 ロバート)
終章 人類の共通益を目指して(浅香 幸枝)