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『世界の中のラテンアメリカ政治』
舛方周一郎・宮地隆廣 著『世界の中のラテンアメリカ政治』東京外国語大学出版会、2023年3月 328ページ、定価2640円
植民地、独立、国家形成、ポピュリズム、軍事政権、米国の介入、新自由主義、左傾化、民主制の後退、専制の台頭———世界を動かす政治の「基層」に触れるラテンアメリカ諸国は非常に類似した経験を共有しており、しかし同時に、これまで各国が示してきた政治的特徴は極めて多様である。複雑に絡み合う国際社会との関係、歴史の変遷を丁寧に読み解き、先植民地期から現代まで、日本や欧米諸国などと対比しつつ、ラテンアメリカ政治史の全体像を俯瞰する、新しい概説書
https://wp.tufs.ac.jp/tufspress/books/book79/
<目次>
第1章 ラテンアメリカ政治の全体像
第2章 独立前のラテンアメリカ
第3章 独立直後の国家形成
第4章 ポピュリズムの時代へ
第5章 ポピュリズムの政治
第6章 軍による政治支配
第7章 軍事政権の多様性
第8章 民主制への展開 南米
第9章 民主制への展開 中米
第10章 新自由主義改革
第11章 左傾化
第12章 これからのラテンアメリカ政治